「利口ぶるよりバカになれ」という言葉がある。
自分に才能があるとカン違いして、利口ぶっている人ほど鼻持ちならない人間はいない。
自分の成功談や自慢話ばかりするからだ。
しかし、本当に才能があって魅力的な人間は、むしろ失敗談を面白おかしく話す。
バカになれる人だ。
真の実力があるからこそ、その失敗談を笑える。
本当のバカだったら、だれもその話を笑えない。
狂気を持っている人間が魅力的なのは、普段は常識人だからだ。
ときとして、事を荒立てるような行動、ルールを度外視し、常軌を逸したような発想。
狂気がなければ、硬直した既存の制度はぶち壊すことはできない。
だが、狂気しかない本当の狂人は、ただの狂人だ。
「常識的な人間にしか、常識は壊せない」
常識や礼儀をわきまえながら…
常識を壊せる人でありたい。