2021年11月11日木曜日

大学情報通信 2021/11/11

【学生支援】

駒澤大学が11月15~19日まで食料品・生理用品支援プロジェクト第3弾「食べて、学んで、SDGs」を実施 -- 食料品や文具、生理用品などを無料で配付|大学プレスセンター

駒澤大学は11月15日(月)~19日(金)まで、食料品・生理用品支援プロジェクト第3弾「食べて、学んで、SDGs」を実施する。これは、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた学生およそ2,000人に対して、食料品や文具、生理用品などを無料で配付するもの。

 

【入試】

大学全入時代が到来! 難関校は「狭き門」に、学習意欲を重視の動きも〈週刊朝日〉(AERA dot.)|Yahoo!ニュース

新型コロナウイルスの感染拡大とそれに続く経済的な打撃は、学びのあり方も変え、受験生の大学や学部選びに大きな影響を与えた。「コロナ2年目」となる来年の入試はどうなるのか。18歳人口の減少や大学の定員増加も加わり、理論上は「全入時代」も到来するなか、模試の志望動向などから最新の情勢を専門家が読み解いた。


【研究】

異分野の研究者の交流でイノベーションの創出へ ~研究交流会2021を開催~|福岡大学

福岡大学では9学部31学科が一つのキャンパスに集まり、約1,300人の研究者が日々、さまざまな研究を行っています。そのような中、「他の研究者がどのような研究を行っているかもっと知りたい」「他の研究者ともっと交流を図りたい」という声があり、それに応えるかたちで11月1日(月)から本学キャンパス内で「研究交流会」を初めて開催しました。

研究交流会は、「ポスターセッションでの直接の意見交換」「掲示されたポスターに付箋紙を使って自由に感想や意見を伝える」この二部形式で行いました。

参加者からは、

  • 「この研究交流会に参加したことでたくさんの先生と知り合うことができ、自分の研究にプラスアルファの異分野の知識が増えました」
  • 「いろいろな研究をされていて、とにかく楽しかった。常設にしてもらいたいほどです」
  • 「学部を越えた交流を行うことで、新たな可能性を感じた」

などの声がありました。

今回の研究交流会が、学内の研究の活性化につながり、新たなイノベーションのきっかけになることが期待されます。


「イプシロン」5号機 打ち上げ成功 鹿児島|NHKニュース

人工衛星は大学や企業などからアイデアを募集して選ばれたもので、宇宙のごみを除去するための技術実証を行う大手機械メーカーの衛星や、宇宙で微生物を観察する大学の衛星、それに、全国10の高専が開発した木星の電波を観測する衛星などです。


今週のコロナ感染者数を下水から予測・配信 東北大など|日本経済新聞

東北大学や山形大学、北海道大学などの研究チームは8日、下水の調査結果をもとに新型コロナウイルスの感染者数を予測する技術を開発した。仙台市の今後1週間の感染者数を予測する実験を始めた。予測結果をメールで配信するとともに精度を検証する。今後可能性が指摘される流行の「第6波」をとらえられるかを検証し、市民への注意喚起や必要病床数の適切な算出などにつなげる。


科学技術指標2021HTML版の公表について|科学技術・学術政策研究所( NISTEP)

当研究所では、我が国の科学技術活動を客観的・定量的データに基づき、体系的に把握するための基礎資料として、科学技術指標を作成しています。このたび、2021年8月10日に公表した科学技術指標2021のHTML版を作成しました。科学技術指標で使用している表の全てがエクセルでダウンロードできます(統計集については公開済み)。


【研究倫理】

生命科学・医学系研究の倫理指針、12/7まで一部改正案パブコメ|リシード

個人情報の保護に関する法律等の一部を改正する法律およびデジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律の一部が、2022年4月1日に施行される。これにともない、「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」について、これらの法律の規定による改正後の個人情報の保護に関する法律の規定を踏まえた見直しを行う必要があることから、「生命科学・医学系研究等における個人情報の取扱い等に関する合同会議」において検討。今回、2021年10月26日に公表された合同会議の取りまとめを踏まえ、指針について所要の改正を行い、行政手続法第39条等に基づき、パブリックコメント(意見公募手続き)を実施する。

改正の内容案は、「指針の体系に係る規定の見直し」「インフォームド・コンセントを受ける手続等の見直し」「現行指針第9章の見直し」等。このうち、「指針の体系に係る規定の見直し」では用語について整理し、指針の適用範囲を見直し。生命・医学系研究における個人情報の管理に係る責任主体を示している。


【国際】

大学、留学生受け入れ再開急ぐ 入国制限緩和受け|日本経済新聞 

新型コロナウイルス対策による入国制限が8日緩和された。停止していた外国人留学生の受け入れも再開となる。制限が長期化し、留学生の「日本離れ」が進む懸念が出ていた大学では入国再開に安堵し、受け入れ態勢の整備を急いだ。


【地域連携】

「文理不問!エンジニアに興味がある学生のための基礎講座」|福岡未来創造プラットフォーム

福岡未来創造プラットフォームでは福岡の未来を担う人材育成事業として、福岡未来創造プログラム「文理不問!エンジニアに興味がある学生のための基礎講座」を開講します。このプログラムは、学生の皆さんに広くエンジニアのキャリアについて知っていただき、卒業後の選択肢を増やしていただくための講座です。

【福岡未来創造プラットフォーム加盟大学】

九州産業大学、九州大学、サイバー大学、純真学園大学、西南学院大学、第一薬科大学、筑紫女学園大学、中村学園大学、日本赤十字九州国際看護大学、日本経済大学、福岡工業大学、福岡歯科大学、福岡女子大学、福岡大学の14大学


【FD・SD】

IRシンポジウム|北陸大学

10月28日のIRシンポジウムには全国181大学およびその他の機関から計328名の方々にご参加いただきました。まことにありがとうございました。講師の先生方のご厚意で講演動画と資料を公開いたします。


【DX、AI】

ITは二の次? DX推進のために、総務が解消すべき「三大課題」:「総務」から会社を変える|ITmedia ビジネスオンライン

とかく生産性が低いといわれるホワイトカラー、特に総務はその必要性が高いと痛感している。全社の業務改善コンサルタントとして、まずは隗より始めよ、ではないが、総務自身から徹底的に効率化を図り、その勝ちパターンをもって全社に横展開していく、そんな遠回りにも見える役回りが、DX全盛時代の総務には求められるのではないだろうか。


企業のAI活用、日本は13カ国で最下位 「総務や人事、経理のDX化に遅れ」:日本企業の課題とは|ITmedia ビジネスオンライン

職場でAIを活用している日本企業は31%で、同じ調査を行った米国や中国、韓国など13カ国では3年連続の最下位──このような結果が、日本オラクルの調査「AI@Work」で判明した。

また、職場でのAI活用の検討状況については、「議論していない」割合が日本では47%で、世界でも最多。半数近くの日本企業はAI活用の議論の段階にすらないという実態も明らかになった。慶應義塾大学大学院経営管理研究科 特任教授の岩本隆氏は、特に「総務や人事、経理、法務など間接部門のDXが遅れている」と指摘する。


【ガバナンス】

学校法人ガバナンス改革会議(第8回)会議資料|文部科学省


【私学助成】

私学助成は「教育の質の指標」による傾斜配分のメリハリを強化|Between情報サイト

私立大学等経常費補助金の傾斜配分に反映される「私立大学等改革総合支援事業」「教育の質に係る客観的指標」の調査票の提出期限は11月下旬となっている。「教育の質に係る客観的指標」について前年度からの変更点は少ないが、大学のガバナンスのあり方に対して社会から厳しい視線が向けられる中、評価項目にガバナンス強化への取り組みが加えられ、補助金の傾斜配分に一層のメリハリがつけられたことが注目される。

  • 取り組み度合いによる増減率を「-5%~+5%」から「-6%~+6%」に
  • 「ガバナンス・コードの遵守」を評価項目に追加
  • 「GPA制度の活用」の評価基準は「全学部等での実施」に引き上げ


【コロナ】

ワクチン3回目、22年3月にも職場接種実施へ 政府方針|日本経済新聞

コロナワクチンの3回目接種を巡っては、厚生労働省の分科会が2回目の接種を完了してから8カ月以上たったすべての人を対象に順次始める方針で一致した。3回目接種はまず先行して2回目を接種した医療従事者や高齢者らから実施する。

厚労省は職場や大規模接種会場で主に使ってきた米モデルナ製のワクチンについては2022年春に3回目接種を始めるとの見通しを示している。厚労省の審議会に21年12月下旬以降に諮問し、年明けから自治体などにワクチンの配分を始める想定だ。


無症状者のPCR自主検査も無料化へ 感染拡大時に都道府県が判断|朝日新聞デジタル

新型コロナウイルスの「第6波」に備え、政府は、感染の再拡大が起きた際に無症状者が希望して受けるPCR検査を無料化する方針を固めた。