【入試】
★私立大学はこんなにいらない!? 定員割れ増加で淘汰が当たり前の時代に(LIMO)|Yahoo!ニュース
人口動態からみても、何もしなければ定員割れが加速するのは時間の問題。そのため各大学の入学者集めが熱を帯びると予想されます。とはいえ、安易に合格手形を出すと入学者の学力や大学のレベルを下げることにつながりかねません。下手をすると大学の評価を落としかねないので、長期的な改革プランを立てることが急務となっています。
人口減でも大学進学率が上昇していることもあり、人気のある大学に志願者が集中する二極化も進んでいます。受験生が学びたいと思うようなカリキュラムや学部学科の再編成をしていかなければ生き残れない厳しい時代になっていると言えるでしょう。
★文部科学省、大学入試の外国人志願者対応を各大学に通知|大学ジャーナルオンライン
新型コロナウイルス感染症流行に伴う外国人の入国制限が見直されたのを受け、文部科学省は国内の大学を受験する外国人志願者に対する新たな対応を国公私立大学に通知した。情報通信技術を最大限活用することで入国せずに受験する方法を実施するとともに、入国する場合は大学側が受入責任者となることなどを要請している。
(関連)大学入試の受験を目的とする外国人入学志願者の入国について(依頼)|文部科学省.pdf
【学生活動・地域連携】
★熊大・江川良裕ゼミ 地域と連携したプロモーションPJを実施|広報会議デジタル版
ゼミでは地域活性化などに関するマーケティングや戦略分析、およびマスメディアやネット・メディアの分析・研究を中心に、卒業論文の執筆をゴールに進める。また、その他にも地域の企業やコミュニティと連携したプロジェクト活動なども並行して行っている。
「研究が個人ワークになりがちなため、学生が協働して行える活動として、地元の百貨店と連携しそのお店のファンづくりを行うプロモーション活動を10年以上行ってきました(コロナ禍で2020年は中止)。立ち上げ当初については教員がリードしますが、活動自体のマネジメントはできるだけ学生主体で進めてもらうようにしています」。
ここ数年間は、未就学児向けに有名な童話を英語化して「読み聞かせ」+「ゲーム」といった内容のイベントを百貨店で実施。物語の選定・英語化のほか、地元イラストレーターへの紙芝居風のイラストの発注、告知広告と参加者募集事務、リハーサルなどを経て、実際のイベント実施、その後は活動結果のウェブへの掲載、といった業務フローを、学生が主体となって3カ月程度でこなしていく。
★追手門学院大学の学生らが運営する認知症カフェ「ふらっとカフェ追大」の写真展を11月26~28日までイオンタウン茨木太田で開催--より多くの地域住民が気軽に立ち寄れる空間を目指す|大学プレスセンター
コロナ禍で公共施設や福祉施設での開催が全国的に中止となる状況を受け、学生らは広く開放的なスペースが確保できる大学を活用した認知症カフェを企画。2020年11月の第1回目以降、月1回のペースで開催(緊急事態宣言中は中止)し、これまでに地域住民や行政、関係機関の関係者らも含め、のべ120人が参加している。
こうした取り組みを背景に、今後もより多くの地域住民に気軽に立ち寄ってもらおうと、大学に隣接するイオンタウン茨木太田2Fイベントスペースで、カフェの様子を伝える写真展を開催。展示では、参加者と学生らの交流の様子や、地域の人々との交流の中から生まれた「zoom講座」、不要になった食材を集めて必要な人に届ける「フードパントリーの取り組み」、地域の人々による有機野菜販売「ムーンファーム」の様子なども紹介する。
【国際、FD・SD】
★「協定校教職員交流プログラム」がオンライン開催されました|神奈川大学
19か国24大学より計39名の本学の海外協定校教職員が参加し、今回のテーマ 「オンラインを活用した新しい国際共同学修、国際連携のあり方 "New International Collaborative Learning and International Cooperation Using Online Services" 」について、参加者からの事例紹介や意見交換を行いました。また、参加者同士のネットワーキングセッションでは、少人数のグループに分かれ、各国、各大学における今回のテーマに関する取り組みを共有しながら、議論を更に深めました。
【DX】
★「『デジタル人材がいない』は言い訳だ」デジタル庁の官僚がDXブームに怒る理由|Ledge.ai
DXの本質にはデジタルリテラシーは高さはあまり関係ありません。やり抜く覚悟とやる気の問題だと思います。「デジタル人材がいないからできない」は言い訳です。「本気でDXをやる気があるのか、ないのか? 人手不足でDXができなかったと言っている企業があるのか」と言いたいです。
私たちは若い人たちがチャレンジできるようなスペースを作れるように仕事をしなければいけません。DXはまだ抽象度が高すぎますが、年寄りが「DXとは何だ?」と言っているうちに、若い人がDXに挑戦するスペースができます。私たちはそういうことを仕掛けとして考える必要があるのかもしれません。
私はDXに詳しいわけではありませんが、私の立場でDXという言葉をうまく語ることで、若い人たちが活躍するスペースができるように頑張って動きます。若い人たちはスペースができたと思ったら、どんどんシュートを打ってほしいです。
【ガバナンス】
国立・公立・私立の別なく、執行部と現場の乖離はよくある話です。問題の根幹には、執行部が改革の意味を丁寧に現場に説明していないことがあるでしょう。けれども、そもそも執行部も国が示した改革の趣旨を理解していないかもしれません。わからないことを現場に説明し、あるいは実現することはかなり難しいことです。
では執行部が悪いのかというと、そうとも言い切れません。そもそも、東京の大きな大学と、地方の小さな大学が同じような改革に取り組むことが無理な話なのです。軋みが出て当然です。その結果、大学の構成員がみんな違う方向を向いて、文句ばかり言うバラバラ大学ができます。大学の体を成していること自体がもはや奇跡かもしれません。
【FD・SD】
★企業内大学、社員が先生役 「多忙部長呼び止め30秒で報告」課題も:朝日新聞デジタル
共通しているのは、自ら学んだ成果を仕事に還元してもらうことだ。先輩社員や経営陣から実務に生かせる話を聞くことは、仕事の意欲向上にもつながる。
企業内大学協会の冨岡治朗代表(52)は「現場での苦労話を聞くことで、学ぶ側も『自分事』としてとらえられる。企業にとっては、社員の成長に期待しているというメッセージにもなる」と指摘する。
【コロナ】
★3回目接種までの間隔 6か月に短縮する基準 早急提示へ 厚労相|NHKニュース
接種間隔の短縮については「医療機関などでクラスターが発生するとか、地域でクラスターが複数発生し急激な感染拡大が見られるような例外的な場合に『厚生労働省に相談したうえで』という話をした。地方の自由な判断や、それぞれの事情によって前倒しできる基準では決してない」と述べ、あくまで例外だと強調しました。
★感染リスクの高い部活動等の制限&自粛を緩和…文科省が通知|リシード
通知では、緊急事態措置区域等における部活動等について、仮に活動を行う場合には、「三つの密」「感染リスクが高まる『5つの場面』」および大きな発声を避け、屋内での着替えや車での移動、部活動等の後の飲食・懇談や学生寮等における共同生活といった場面での感染対策に十分に留意することを前提とすべきとしている。
これを踏まえ、地域の感染状況等に応じて、「(1)学生同士が組み合うことが主体となる活動」「(2)身体接触を伴う活動」「(3)大きな発声や激しい呼気を伴う活動」といった感染リスクの高い活動については一時的に活動の制限または自粛をすることも含め検討する等、感染症への警戒を強化することを求めた。