前回に続き、「
大学データブック2012」から主な要点を引用しご紹介します。
第2章 大学生の学習・生活
1 大学で過ごす時間
1-1 通学日数
1・2年生では7~8割の学生が週5日以上通学。4年生になると文系・理系で大きな差。
1-2 授業の出席割合
授業の9割以上に出席する大学生が全体の7割。
2 授 業
2-1 大学での学びの役立ち感
大学生の約7割が「大学の授業で学んだことは将来役に立つ」と感じているが、学年があがるにつれ減少傾向。
2-2 授業に対する選好
約6割の学生が、幅広い分野について学び、授業を通じて将来やりたいことをみつけたい。
2-3 経験した授業のスタイルと評価
プレゼンテーションの機会のある授業がためになったと感じている学生が多い。
3 学習時間
3-1 授業の予復習や課題をする時間
半数の大学生は、授業に関する学習が「週1時間未満」。
3-2 授業以外の自主的な勉強時間
3割の学生が「授業以外の自主的な勉強」をまったくしていない。
3-3 定期試験・レポートの準備期間
定期試験やレポートの準備にかける日数は1週間以内が約半数。
4 課外活動
4-1 サークル・部活動
半数の学生がサークル・部活動に参加。入学時の満足度と相関。
4-2 アルバイト・社会活動
アルバイトに力を入れる学生は約8割と多いが、ボランティアなど社会活動に力を入れる学生は2割台にとどまる。
斎藤 一人
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