前回に続き、「
大学データブック2012」から主な要点を引用しご紹介します。
第5章 大学教育の内部質保証
1 自己点検・評価
1-1 自己点検・評価の実施状況
実施率9割。自己点検・評価は大学の定常活動に。
1-2 自己点検・評価の体制と役割
半数以上が専任部門を設置。「企画」「情報収集」「報告書とりまとめ」が基本的な役割。
1-3 自己点検・評価において重視する情報
今後求められる情報は、「学びの状況」「学習成果」「就職状況」。
1-4 自己点検・評価の目的と達成状況
評価を活かした、教育・研究の改善が課題。
1-5 自己点検・評価の課題
克服すべきは「時間不足」「人・ノウハウの不足」「情報の散在」。
2 IR(Institutional Research)
2-1 IRの必要性
「IRは必要」-学部長の8割が回答-
2-2 IRを促進するために重要なこと
「人材育成と意識改革」が「情報基盤」と同等に重要。
3 教職員の協働
3-1 教職員の対話の状況
私立大で先行して進む「教職協働」。
楠木 建
東洋経済新報社
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