2019年8月13日火曜日

大学教職員の働き方

高校教育を仕事の問題として捉えたとき、高校は、そしてそこに働く教職員は、今後どのように考え行動していくべきなのか、を論じた記事。

「高校」を「大学」に置き替えて読んでみても、全く違和感がないのは私だけでしょうか。
高校は、『社会と接続した』 、あるいは『社会という市場が必要だと思える』人材を育て続けることができているか。
今後の「高校」を構想していく上で、もっとも重要なことは、将来の「仕事」の世界がどうなっているかを見定めること。
高校現場に改めて必要となってくることは、「他者からの評価、外部からの評価に向き合うこと」。その時に、高校現場が外に閉ざされていては、社会という市場や外部環境の変化に気付くことはできない。
「自身の育てた生徒たちが社会でどう活躍しているか」、「市場で能力を発揮できているか」、こういった教育成果を把握していくことが求められる。そして、このような教育成果に対して、「外部はどう思うか?」、「他者は何を期待しているのか?」を理解することが必要。
高校の教職員の中には、授業を見せたがらないし、他の教職員との交流を避けたがる方もいる。しかし、個々の教職員が、開かれ、評価を受け入れられるようになり、評価は成長の鏡と捉えられるようになれば、一気に社会、市場を近いものとして、個々の教職員が感じるようになる。
これまで、教育業界の皆さんは「同僚性」という魔法の言葉のもと、「相互不干渉」に陥っていなかったか。しかし、「チーム学校」を謳い、今一度学校という「組織」になろうと目指すのであれば、相互不干渉ではなく、きちんと向き合うものには向き合い、ぶつかるときにはぶつかる組織になっていくことを目指すことが必要ではないか。(引用)
高校という「チーム」になる。~他人に薦められる、持続可能な「チームづくり」のヒントを得る~|【みらいの職員室】学び続ける高校プラットフォーム