2019年8月7日水曜日

大学を牽引するリーダーの資質・能力

国立大学法人岐阜大学と国立大学法人名古屋大学を統合して、令和2年(2020年)4月1日に設置される「国立大学法人東海国立大学機構」の初代機構長となるべき者の選考基準(資質、能力)が公表されています。この要件全てを完全に満たす方はそうそうおられないとは思いますが。

今後どのような動きになっていくか注目です。それにしても、統合業務に関わっている教職員の皆さんは大変なご苦労をされているんでしょうね。お疲れさまです。

  1. 人格が高潔で学識が優れ、大学の教育、研究等について高い見識があること。
  2. 急速に変化する社会や時代の動向を的確に捉え、大学の将来像を展望し、方向性を定め、関係者を導いていくことができる先見性とリーダーシップを備えた者であること。
  3. 迅速な意思決定のもと、適切な人材活用などによる効果的で機動的な組織運営及び安定的な財政基盤の確立と最適な資源配分を実現できる経営マネジメント能力を有する者であること。
  4. 国際性と俯瞰力、創造力を兼ね備え、高度なコミュニケーション力により信頼関係を築き、学内外からの幅広い信望を得ることができる者であること。

国立大学法人東海国立大学機構の初代機構長となるべき者の選考基準|名古屋大学