2019年12月6日金曜日

記事紹介|その研修必要ですか?

大学等設置基準の改正により実施が義務化(2017年)されて久しいSD(Staff Development)ですが、効果の検証も十分に行われず、やりっぱなし、肥大化・枝葉末節化しているといった話を時折耳にすることがあります。持続的に研修体系や内容の見直し(棚卸し)をすることも大切だと思います。(以下引用抜粋)


<問題提起>

  • 「ゾンビ化した研修」とは、いわば「ゾンビ」のように、「時代にあわなくなっているけれど、死に切れていない研修=ゾンビ研修」のことです。あるいは、「担当者が変わって、過去の経緯すらわからなくなっている研修」といってもいいのかもしれません。
  • 「戦艦ヤマト化(とてつもなく巨大化)した研修体系」の内部には、いわば「ゾンビ」のように、実質的には「死んでいる(dead)」のだけれども、いまだ形式上「生き残っており(Living)」、目標をすでに失い、組織のなかを、当てもなく彷徨っているような(Go nowhere)研修が、含まれているのだ、と、つくづく思いました。
  • 万が一、この研修がなかったとしたら、経営と現場に、どんな悪い影響が起こりますか?

<結論>
  • 研修は「ミニマム」でいい
  • 不要な研修を受けるくらいなら、仕事をしたほうがいい  しかし、
  • 「必要な研修」は絶対に存在する
  • 研修をやるなら、絶対に仕事に活かせるものにする


(出典)「戦艦ヤマト化した研修体系」に巣食う「ゾンビ研修」は「成仏」させたほうがいい!?|立教大学 経営学部 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する |NAKAHARA-LAB.net