2019年12月31日火曜日

記事紹介|公僕の矜持が日本の希望になる時代が来るのか

理不尽な政権運営に辟易させられた1年でした。合わせてこの政権を忖度で支える中央官庁の役人に対する不満も多かった年ではなかったかと思います。(以下引用)


今の中央省庁は優秀な若者にとってあまり魅力的な職場ではなくなっているようだ。

役所の上司たちが、不合理に官邸に呼びつけられたり自民党の部会で頭ごなしに批判を受けたりし、また一方で強い権力の意向を忖度するのを目の当たりにする時、彼らが官僚を一生の仕事に選ぶのを躊躇するのはわからないではない。

だが、これは日本の将来にとって由々しき事態だと思う。

今日のような社会を生きるヤング・プロフェッショナルにとって最も重要なことは、一定の使命感を持ってプロフェッショナリズムを磨くことが出来るかどうかだ。

おそらくこれから5年の間に時代は大きく変わる。今のような政権を維持することが大目的になっている政治や、忖度だらけの官僚ではとても日本の将来展望は切り開けない。

若い人たちは今だけを見るのではなく、その時に備えて「自分はこれで戦う」というプロフェッショナリズムや強みを磨いてほしいと思う。

使命感を持ちプロフェッショナリズムに徹した「公僕の矜持」が、日本の希望になる時代が再びきっと来るに違いないからだ。

(出典)政治家や官僚に「矜持」を期待するのはもはや無理なのか|ダイヤモンド・オンライン