2019年12月4日水曜日

記事紹介|リーダーに求められていること

大学の経営トップや管理職にも同様のことが言えますね(以下引用抜粋)。


環境の変化が速く、将来が見通しにくい今、企業は「イノベーションを起こせ」というプレッシャーにさらされている。

経営者が「現場から提案が上がってこない」と嘆く一方、現場からは「新しいことを提案しても『前例がない』と言われる」と声があがる。

イノベーションが求められる今、組織、リーダーには何が求められているのだろうか。

  • リーダーが1人で判断して指示を出すのではなく、チームのメンバーが自発的に動く組織でなければ、変化する状況に対応できない。リーダーはそうした組織を作る役目を担っていると言える。しかし、リーダーは、往々にして過去の成功体験に頼りがち。チームのメンバーの力を引き出すには、まず成功体験から脱却、アンラーン(unlearn)しなければならない。
  • 米グーグルが2016年に発表した研究結果によると、メンバーが委縮せず、心理的安全性の高いチームのメンバーは、自分の過ちを認めたり、質問をしたり、新しいアイデアを披露したりしても、誰も自分を馬鹿にしたり罰したりしないと信じられる余地があるという。メンバーがビクついていては『イノベーションを起こそう』といっても難しい。リーダーがふだんから飾らない自分を出すこと。弱さが最大の強い結びつきになる。
  • イノベーションが出やすい組織は透明性が高い。どこまで透明にするかというと、全てです。取締役会でどんなことが話されたのか議事録や給料までオープンにする会社も珍しくない。誰でも同じ情報を持てる環境にしている会社が増えてきました。そうした中でイノベーションを考えなければならない。

(出典)弱さを見せるリーダーこそが強い。これからのリーダーシップのかたち|BUSINESS INSIDER JAPAN から